デッサン I 12320002
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Purpose
いかなる表現を行うときも、デッサン力は、すべての表現に通じる基礎となるものである。本講義においては、デッサン演習を中心に置き、物の形や、表面の材質感、光による陰影を捉える力を養っていく。単に絵がうまく描けるようになることを目的とするのではなく、デッサンは、表現者にとって、発想の原点であり、また想像力と深淵な関係を持っている事を学ぶ。先ずは、観察から引き出される探究心の扉を開けることから始める。また、他者との関係に於いても、コミュニケーションを円滑に行うための技術であるという観点を持つ講義となっている。
Target
デッサンを通じて、あらゆる表現に於ける基本的な捉え方と考え方及び表現技術を身につけることを目標とする。そして具体的な観察方法及び必要な概念を、個々の生徒が各自のスタンスで研究し発見できる事を目標とする。
Contents
[デッサンの心構え]デッサンに必要な「もののみかた」を学ぶ。観念的な捉え方と、観察から学ぶ先入観の少ない見方の違いを、演習形式で学ぶ。実際に各自の手をモチーフとし、先入観の少ない形の捉え方を学ぶ。深く観察しながら、実際の境界線を発見し、自分の中の観念的な見方と向き合う。形の正確さより、実感のこもった観察の結果を表現することに優先順位を置く。
[自画像制作1]鏡に映した各自の顔をモチーフに、深い観察により発見した境界線を表現する。このとき全体と部分の関係性を意識しながら、図と地の見方を利用して、出来るだけ正確に表現していく。
[自画像制作2]光の方向を意識しながら、部分における見え方の違いを表現する。このときの見え方の違いが、各自の心にどのようなメッセージとして届いているのかを、自分自身と対話しながら学ぶ。具体的なメッセージの形として、それぞれの見え方を擬音語に置き換えてみることから始める。
[自画像制作3]各自が実感した見え方の違いを、鉛筆の濃さの種類や重ね方、筆圧及び画用紙の凹凸等の関係で作られる調子の組み合わせで表現する。観察で得られた情報が、各自の感性を刺激し、実感のある表現に結びついていく。
[自画像制作4]見え方の違いは、他の場所と比べることにより生じる。全体と部分、部分と部分の関係性を、観察を元に感じた印象と一致させていく。全員の作品を鑑賞することで、各自の見方や感じ方、表現に対しての考察を深める。
[自画像制作5・講評]見え方の違いは、他の場所と比べることにより生じる。全体と部分、部分と部分の関係性を、観察を元に感じた印象と一致させていく。全員の作品を鑑賞することで、各自の見方や感じ方、表現に対しての考察を深める。
[静物デッサン1]静物デッサンを通して、観察及び表現に必要な知識を学ぶ。観察で得られた実感深いものと、概念的法則で表現される立体感や空間及び構造感の関係性を学ぶ。
[静物デッサン2]静物デッサンを通して、観察及び表現に必要な知識を学ぶ。観察で得られた実感深いものと、概念的法則で表現される立体感や空間及び構造感の関係性を学ぶ。
References
<購入必要電子書籍>オノマトペドローイング [映像コンテンツ制作のクリエイティブテクノロジー/第7章] 著者 中村泰清 価格490円
Task
成績評価は授業姿勢及び提出作品で評価するので、試験は実施しない。また、最終評価点数が50点以上60点未満の生徒に対しては、補講もしくは課題を実施し再度単位認定の見直しをする。
Grade Policy
・今年度3Qのデッサン1は今年度4Qのデッサン2とセットで履修する事となり、4Qが終了した時点で成績が決定する。・100点を満点とし、60点以上で単位を与える。点数の構成は提出作品の平均点数評価と授業姿勢とする。ただし、自画像(デッサン1)、静物デッサン(デッサン1・2)、手のデッサン(デッサン2)の3課題の提出を必須条件とする。公欠は2回まで認める。・出席率70%以上で初めて成績評価対象となる(=70%未満は不可)。
Message
今年度3QのデッサンⅠは、今年度4QのデッサンⅡとセットになっているので併せて履修する事となる。超初心者から上級者まで誰でも歓迎!・デッサンⅠおよびⅡの単位を修得してあることが【デッサンⅢ・Ⅳ】を履修申請する条件となっているので注意すること。・デッサンⅠおよびⅡの単位を修得することが【表現演習Ⅰ・Ⅱ】を履修申請する条件となっているので注意すること。