法律の起源と現代社会に生きる法律 54510002

佐藤 みのり

Tags

1単位 2021年度4Q(後期) 木曜4限 2〜4年

Purpose

憲法が他の法と違うものである点や、民主主義と法の関係をつかみ、法治国家という現代人類が享受する価値を理解する。法の意味を知ることは、さまざまな契約など私的な約束事の意味を理解する上でも重要であり、社会に出た際の基礎となる。法とは何か、成文化されていない法の存在や、法に従わなければならない根拠はなにかなど、法についての基礎を学ぶ。

Target

現代社会を生きる上で役立つ法の基礎的な知識を習得する。法は私たちの身近な生活の中に溶け込んでいることに気づき、そのおもしろさを感じる。

Contents

  • 法の起源について説明する。なぜ法が必要なのか、歴史にさかのぼって紹介する。文学作品の中に見られる法などを紹介しながら、法のおもしろさを伝える授業を行う。

  • 法と道徳の関係や違いについて説明する。社会にはさまざまなルールがあること学ぶとともに、ルールの一つである法を形式や内容に基づいて分類し、法に対する理解を深める。

  • 憲法と法律の関係について説明する。憲法に何が書かれているのか、憲法は他の法律とどう違うのか、などについて説明し、憲法を通して、人権と社会の仕組みについて理解を深める。

  • 刑罰と法律について説明する。何のために刑罰があるのか、法律がなければ犯罪もないことなどを紹介するとともに、罰則を設けることの意味(犯罪予防効果がどれほどあるのかなど)について考える。

  • 契約自由の原則について説明する。法律は、絶対に従わなければならないものと考えられがちだが、法律と異なる約束も有効となりうることを知り、契約自由の原則について理解するとともに、その例外についても学ぶ。

  • 家族に関する法律の説明をする。親戚とはどの範囲を意味するのか、親が亡くなったとき相続できるのは誰なのか、子どもは親の介護をしなければならないのか…など、身近な家族関係について法律が定めるルールを紹介し、法律への興味を深める。

  • 労働に関する法律の説明をする。ブラック企業とはどのような企業なのか、どんなことがパワハラに当たるのかなど、これから社会に出る学生が興味を持ちやすいテーマを扱い、労働者を守る法律について紹介する。

  • 子どもと法について説明する。子どもが罪を犯すとどうなるのか、いじめについて法はどのような定めをおいているのか、校則は法律上許されるのか、など、子どもをめぐる法を学ぶ。

Grade Policy

レポート提出(原稿用紙1枚程度)。授業内容の理解力や表現力を基準に成績評価する。