ゼミ I 91110027

木原 民雄

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1単位 2021年度3Q(後期) 木曜5限 研究科目 3年

Requirements

・ゼミ説明会(日程等は別途指示)のいずれかに参加し、面談の上で履修希望の許可を事前に必ず得ること。・質問などは [email protected] へメールすること。

Contact

Purpose

デジタルコンテンツとデジタルコミュニケーションの知識や技術を総合的に応用して、広義のデザインをプロデュースすることを目指し、メディアデザインやメディアアートを、日常生活や公共空間や商業施設などの現実空間において活用し、人々に働きかける新しい仕掛けや継続させる仕組みとして企画し、作品やシステムやサービスや環境をつくっていくことを探求する。例えば、インタラクティブな映像によって、周囲の状況に応じて変化するサインや、情報で安心させる生活空間や、場を和ませるメディアアートなどをテーマとする。新しい仕掛けを考案したり、継続させる仕組みを重視する。あわせて、卒業制作課題に向けて知識の集大成を行い、実践的な能力を高め、総合的に取り組めるようにする。ゼミⅠ)現状認識と未来の構想:バックキャストゼミⅡ)プロトタイプとトライアル:アート思考とデザイン思考ゼミⅢ)テーマの探求と調査:エスノグラフィゼミⅣ)企画制作展開の実践:体験のデザイン・個々のテーマに応じて、対話的に進めていく。・必要に応じてグループをつくる。・講義と演習と発表とをワークショップ的に繰り返し、レベルアップを図っていく。・学外での活動を行うこともある。

Target

デジタルコンテンツとデジタルコミュニケーションの知識や技術を総合的に応用して、広義のデザインをプロデュースすることを目指し、メディアデザインやメディアアートについて、(1)作品やシステムやサービスや環境のための新しい仕掛けや継続させる仕組みづくりができる。(2)企画と制作や展開のプロセス全体を理解して自律的に進めることができる。(3)卒業制作課題に向けて知識の集大成を行い、実践的な能力を高め、総合的に取り組むことができる。

Contents

  • イントロダクション ゼミの進行について説明し、バックキャストのためのワークショップを行う。

  • 自身の現状認識 自身の現状認識について探求する。

  • 社会の現状認識 社会の現状認識について探求する。

  • 社会の未来の構想 社会の未来の構想について探求する。

  • 自身の未来の構想 自身の未来の構想について探求する。

  • テーマに向けた未来の構想 テーマに向けた未来の構想について探求する。

  • プレゼンテーションとレビュー プレゼンテーションを行い、レビューを行う。

  • まとめ 最終レポートを提出し、振り返りを行う。

References

・ウィーナー:『サイバネティックス』,岩波文庫,岩波書店,2011年.・梅棹 忠夫:『情報の文明学』,中公文庫,中央公論新社,1999年.・中沢 新一:『アースダイバー』,講談社,2005年.など。必要に応じて指示する。

Final Test

最終レポートと発表の評価を授業内で行う。

Task

期末試験、追試験、再試験は実施しない。

Grade Policy

平常点(毎回の表現と行動)50%、最終レポートと発表(活動のまとめと自己評価)50%。

Message

・広く仕掛けや仕組みづくりに興味があるひとを歓迎する。・特定の専門に拘らず、まだ形になっていない萌芽的なアイデアやテーマも歓迎する。・毎回事前課題に取り組んで臨むこと。・研究論文の学会発表や大学院進学に興味があるひとを歓迎する。(必須ではない)・履修希望の許可を事前に必ず得ること。・質問などは [email protected] へメールすること。・休講や補講の可能性がある。